まぶたの腫れぼったさや皮膚のかぶさりが気になり、「目元が重く見える」「二重がはっきりしない」と感じていませんか。
眉下切開は、上まぶたの余剰皮膚を眉の下から切除することで、自然な印象を保ちながら目元をすっきりと整える治療です。
一口に眉下切開といっても、切開線の位置や引き上げる方向によって、改善できる部位や仕上がりの印象は大きく異なります。
オータスクリニックでは、まぶたのたるみの出方や厚み、内側・外側それぞれの状態を丁寧に見極め、複数の切開線と引き上げベクトルのパターンをご提案しています。
本コラムでは、眉下切開の基本から、パターン別の違い、さらに腫れぼったさや術後の窪みへの対策まで、医師監修のもとでわかりやすく解説します。

眉下切開とは｜上まぶたのたるみを改善する治療

眉下切開の基本的な考え方

眉下切開とは、眉毛の下のラインに沿って皮膚を切開し、上まぶたの余剰皮膚を取り除く手術です。
皮膚のかぶさりや腫れぼったさを改善し、目元をすっきりと見せることができます。
二重ラインを直接操作しないため、元々の目の印象を大きく変えず、自然な若返りを目指せる点が特徴です。

眉下切開が適している方

・上まぶたが腫れぼったく見える
・皮膚のたるみで二重が狭く見える
・加齢による目元の重さが気になる
・自然な変化を希望している
このようなお悩みをお持ちの方に適した治療です。

オータスクリニックの眉下切開の特徴

切開線と引き上げ方向を重視したデザイン

眉下切開では、「どこを切るか」だけでなく、「どの方向へ引き上げるか」が非常に重要です。
オータスクリニックでは、切開線と引き上げベクトルの設計を重視し、まぶたの内側・外側それぞれのたるみに適したデザインを行っています。

眉頭まで切開するデザインにも対応

一般的な眉下切開では、眉頭を避けて切開されることが多くあります。
しかし、まぶたの内側のもたつきが強い場合、眉頭を避けることで十分な改善が得られないケースもあります。
当院では、皮膚の状態やリスクをご説明したうえで、眉頭まで切開する眉下切開にも対応し、内側のたるみを内上方へ引き上げるデザインをご提案しています。

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眉下切開の切開線と引き上げベクトルのパターン

① スタンダードな眉下切開

眉頭を避け、眉尻までを切開する基本的なデザインです。
まぶたを真上からやや外側へ引き上げることで、全体のたるみをバランスよく改善します。
比較的軽度〜中等度のたるみの方に適しています。

② 内上方に引きあげる眉下切開

切開線を眉頭から開始し、眉尻手前までとするデザインです。
まぶたの内側を中心に、内上方へ引き上げることが可能です。
目頭側の皮膚のかぶさりや、内側の重さが気になる方に向いています。

③ 瞼全体を最大限引きあげる眉下切開

眉頭から始まり、眉尻を超えた部分まで切開線を伸ばすデザインです。
内側から外側、さらに目尻付近のかぶさりまで、まぶた全体を大きく引き上げることができます。
たるみが強い方や、よりしっかりとした改善を希望される方に適しています。
※いずれのパターンも、費用は同一で、ご希望や状態に応じて選択が可能です。

上まぶたの厚ぼったさが強い方へのご提案

眉下切開では余剰皮膚を切除するため、皮膚の厚みが減り、二重幅がはっきりしやすくなります。
それでも腫れぼったさが強い場合、皮下脂肪であるROOF（隔膜前脂肪）を同時に除去することが可能です。
皮膚・脂肪の両面からアプローチすることで、よりすっきりとした目元を目指します。

眉下切開後の「窪み」を防ぐための工夫

なぜ窪みが生じることがあるのか

皮膚のたるみが除去されることで、もともとのまぶたの形状が現れ、窪んで見えることがあります。
特に、眼窩脂肪と眉骨の間にあるくびれが、窪みを強調する原因となります。

オータスクリニックの窪み対策

当院では、眼窩脂肪を眉の骨の部分まで引き上げることで、窪みのリスクを軽減しています。
これは、下まぶたのクマ治療で行われる「ハムラ法」に近い考え方を、上まぶたに応用したものです。
単に皮膚を切除するだけでなく、立体的な目元バランスを重視しています。

まとめ｜自分に合った眉下切開パターンを選ぶために

眉下切開は、切開線や引き上げ方向によって仕上がりが大きく変わる治療です。
オータスクリニックでは、複数のパターンの中から、お一人おひとりのまぶたの状態に合わせたデザインをご提案しています。
自然で無理のない目元の若返りや目元の印象改善を目指したい方は、ぜひ一度ご相談ください。