
「フェイスラインのたるみが気になってきた」「糸リフトを受けたけれど、持続力や引き上げ効果に物足りなさを感じた」「切開する本格的なフェイスリフトには抵抗がある」と感じていませんか。
年齢とともに深くなるほうれい線や、フェイスライン・顎下のもたつきは、多くの方が抱えるお悩みです。
そんな中、「切開リフトに迫る引き上げ力」と「最小限のダウンタイム」を両立する次世代のたるみ治療として登場したのが「エンドコアリボン(EndoCore Ribbon)」です。
本コラムでは、エンドコアリボンがなぜこれほど高い効果を発揮するのか、従来の糸リフト(スレッドリフト)との違いや、術後のダウンタイムについて、医師監修のもとでわかりやすく解説します。
Index
エンドコアリボンとは|「線」ではなく「面」で引き上げる新発想

エンドコアリボンは、特殊なリボン状の吸収性インプラントを使用した最新のリフトアップ治療です。
これまでの一般的な糸リフトは、細い「糸(線)」に付いた小さなトゲ(コグ)で組織を引っ掛けて引き上げる仕組みでした。一方、エンドコアリボンは幅のある「リボン状の面」で組織を捉えます。
さらに、リボンの表面には「タイニング」と呼ばれる小さな突起が複数配置されており、これが側頭部や頬、首などの広範囲の組織(SMAS筋膜など)をしっかりと、かつ均一にホールドします。
「点で引っ掛ける」のではなく、「面で面ファスナーのようにピタッと固定する」イメージです。これにより、まるで手でグッと引き上げたような、強力で滑らかなフェイスラインの形成が可能になりました。
従来の糸リフトとの3つの違い
では、具体的に従来の糸リフトと何が違うのでしょうか。
大きく3つのポイントに分けられます。
1. 圧倒的な固定力と「ひきつれ感」の軽減
細い糸で組織を強力に引き上げようとすると、どうしても局所的な「ひきつれ」や「凹凸」が出やすくなります。
エンドコアリボンは広い面で組織の重量を分散して支えるため、無理なひきつれが起きにくく、より自然な仕上がりを実現します。
また、糸が組織を突き抜けてしまう「糸抜け」のリスクも回避できます。
2. 生体的な「癒着」を利用した根本的な持続力
従来の糸リフトもコラーゲン生成による引き締め効果はありますが、基本的には「糸の張力(引っ張る力)」で組織を支えているため、糸が組織内でズレたり伸びたりすることで後戻りしやすい側面がありました。
一方、エンドコアリボンは、引き上げた組織(SMAS筋膜など)を側頭筋膜などに直接固定し、「生体的な治癒(組織同士の新しい位置での癒着)」が完了するまで、複数の突起でピタッと強固にホールドし続けます。
インプラントが吸収された後も、引き上げられた位置で組織がしっかりと接着・定着するため、糸リフト特有の後戻りが起きにくく、より根本的で長期的なリフトアップ効果が維持されるのです。
3. 切開リフトと糸リフトの「いいとこ取り」
これまで、「糸リフト以上の効果を求めるなら、皮膚を切除する切開リフト(フェイスリフト手術)しかない」とされてきました。
しかし切開リフトには長いダウンタイムや大きな傷跡のリスクが伴います。
エンドコアリボンは、耳の横や生え際などの目立たない部分からの小切開で挿入できるため、傷跡を最小限に抑えつつ、切開リフトに近いしっかりとした手応えを得ることができます。
エンドコアリボンはこんなお悩みの方におすすめ
⚫︎ほうれい線やマリオネットラインの深い溝をなんとかしたい
⚫︎フェイスラインから首・顎下にかけてのもたつきをシュッとさせたい
⚫︎過去の糸リフトの効果に満足できなかった
⚫︎効果が長く続く根本的なたるみ治療を探している
⚫︎切開リフトには抵抗があるが、確かな変化が欲しい
このようなお悩みをお持ちの方に適した治療です。
術後の経過とダウンタイム・リスク
非常に強力なリフトアップ効果を持つエンドコアリボンですが、医療機関として事前に知っておいていただきたいダウンタイムや注意点(リスク)もあります。
【ダウンタイムの期間】
個人差はありますが、大きな腫れや内出血は通常1〜2週間程度で落ち着きます。
【術後の圧迫バンド固定】
引き上げた組織を正しい位置でしっかり定着させるため、術後1週間は圧迫バンドで固定していただきます(その後1〜2週間は夜間のみ着用)。
これが美しい仕上がりのための重要な鍵となります。
【特有のリスクと術後の注意点】
リボンが体内に馴染んで吸収されるまでの間、皮膚の上から触れるとインプラントの感触が分かったり(触知)、皮膚が薄い部分では稀に透けて見えたりすることがあります。
これらはインプラントが吸収される過程で生じる症状であり、時間の経過とともに自然に馴染んで解消していきます。無理にデバイスを早期除去しようとすると大切な組織を傷つけるリスクがあり、当院ではお体への負担を最優先に考え、自然な吸収をお待ちいただく方針をとっております。
ご不安な時期はしっかりと状態を診察いたしますのでご安心ください。
また、組織をしっかり定着させるため、術後2〜3週間は激しい運動や、首を大きく回す動作、お顔への強いマッサージを控えていただきます。
まとめ|自分に合ったたるみ治療を選ぶために

エンドコアリボンは、製品の持つ「引き上げ力」が非常に強力な分、「どの層(皮下脂肪やSMAS筋膜など)に、どの方向(ベクトル)へ向かって挿入するか」という医師の解剖学的知識と技術が結果を大きく左右します。
オータスクリニックでは、お一人おひとりのお顔の骨格、脂肪のつき方、たるみの状態を丁寧に診察し、適切な引き上げ方向をデザインします。
「ただ引き上げる」のではなく、「10年後も美しい、自然な表情」を目指して治療を行っております。
たるみにお悩みの方は、ぜひ一度当院のカウンセリングへご相談ください。


