
裏側人中短縮とは?
傷跡なしで“人中を短く見せる”口腔内アプローチ
裏側人中短縮(口の中から行う人中短縮)は、皮膚の表面を一切切らず、口腔内の切開のみで完結する施術であるため、お顔の見える部分に創部ができないことが大きなメリットです。
「傷の露出ゼロで人中を短く見せたい」「とにかくバレにくい方法で鼻下を整えたい」という患者様から多くご相談をいただく人気の施術です。
鼻下の厚みを減らすことや、自然なCカールをつくることで立体感をもたせたりと、「派手すぎないけれど、可愛く・若々しく見える」変化を求める世代にぴったりの治療といえます。
この記事では、裏側人中短縮の効果や施術が向いている方、後戻りの有無などを分かりやすく解説していきます。
Index
裏側人中短縮で得られる主な2つの効果
鼻下の厚みを減らしてスッキリとした印象に
鼻下が長く見えてしまう原因のひとつが、皮下組織の厚みやボリュームです。
裏側人中短縮では、口腔内から
・皮下組織の適度な切除
・鼻下の余分なボリューム調整
を行い、鼻下の厚みを改善し、口元を軽やかに見せます。
口元の突出感が抑制されることにより横顔の“もたつき感”も減り、スッキリした印象へ近づきます。

Cカール形成で人中を“短く見せる”立体感
施術では、口輪筋を上顎骨の骨膜に固定することで後戻りを抑制しながら自然なCカール(上唇のカーブ)を形成します。
このカーブが鼻下に立体感をつくり出すことで、人中が短く見えるのが大きな特徴です。
また、外科的に組織を切除・減量し筋肉処理を加えるため、効果は半永久的でヒアルロン酸注入やレーザー治療とは異なり持続が長いこともメリットです。
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裏側人中短縮はどんな人に向いている?
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人中は短くしたいけれど創(傷跡)を残したくない方
皮膚を切らないため、創部が外から一切見えない人中短縮ですので、創に抵抗がある方でもお受けいただけます。
皮膚切開による人中短縮に比べてダウンタイムも短いため、生活上長いダウンタイムがとれない方にも非常に人気があります。
鼻下の厚みを改善しCカールをつくりたい方
「長さより“厚み”が気になる」という方からも多くご相談をいただきますが、この様なケースも裏側人中短縮の良い適応となります。
裏側人中短縮では、鼻下のボリュームを軽くして口元の印象を上品に整えることができます。
自然な変化・控えめな仕上がりを求める方
皮膚切開を伴わないため、やりすぎ感なく、さりげなく整う仕上がりも特徴の一つです。
口元の自然な可愛らしさやマイルドなバランス改善を求める患者様に向いています。
裏側人中短縮の後戻りはある?
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裏側人中短縮は皮膚を切除しないため、術後の人中を定規で測定しても「絶対的な長さ」が変わる施術ではありません。
しかし、
・Cカール形成による立体感
・鼻下の厚みが改善される
・人中窩の影の入り方が変わる
これらによって、見た目として“短く見える”ようになります。
固定が安定すると効果は長期的
口輪筋のつり上げと皮下組織の切除を行った後で固定しているため、口輪筋と皮下組織が癒着し安定すれば、後戻りは少なく半永久的なものとなります。
ボトックス併用で後戻りを防止
組織の癒着が済んでいない術後早期は、固定糸が安定するまで口周りをを大きく動かす行為は後戻りの原因になります。
糸が外れてしまうことで効果が減弱する要因となるためです。
そのため当院では、上唇をあえて動かしにくくし癒着を促す目的で「人中短縮ボトックス」の併用をおすすめしております。
裏側人中短縮のダウンタイム・リスク・術後ケア
主なダウンタイム
裏側人中短縮は表面に傷が出ないため軽めですが、
・腫れ
・内出血
が数日〜1週間ほど続く場合があります。
術後に避けたいこと(後戻り防止)
・大きく笑う
・上唇を強く上げる動作
・激しい運動
・強く引っ張る・押す刺激
固定が緩む原因になるため、術後は注意が必要です。
術後は患部の状態が気になることかと存じますが、頻繁に上唇を捲り上げる様なことはお控えいただき、安静にお過ごしください。
医師が推奨する術後ケア
・指示された内服薬の服用
・口腔内の清潔保持
・刺激の少ない食事
・歯磨きの際に術部へ配慮する
正しいケアは、仕上がりをきれいに保つための重要なポイントです。
まとめ|傷跡を残さず自然に“人中を短く見せたい”方へ
裏側人中短縮は、「傷跡なし」「自然でバレにくい」「鼻下の長さ・厚み改善」を同時に叶えられる施術です。
特に、
・人中の長さを改善したいけれど傷跡を避けたい
・自然に口元の印象を変えたい
・鼻下の厚みを軽くしたい
という患者様から多く選ばれています。
傷の露出ゼロで、自然な変化を求める方にとても適した治療です。
気になる方は、ぜひ医師へお気軽にご相談ください。

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